悩みを抱える女性
    かゆみの原因といえば蚊などの虫刺されやアレルギーの要因によるものと思いがちですが、中には内臓系の病気が要因となってかゆみを引き起こしている場合があります。

    自己診断で誤ったケアが逆効果になることも...!?

    すぐに市販薬を試す前に、かゆくなる原因と対策法について確認してみましょう。

    その1 乾燥肌

    乾燥肌
    乾燥肌は、体の水分や油分が足りない状態です。
    表皮の下にある角質は、適度な水分と皮脂がちょうどいいバランスで保たれていると、皮膚はしっとりした状態を保ち、外からの刺激に対してもバリア機能が働きます。

    乾燥肌の原因

    • 乾燥した環境にいる
    • 保湿不足
    • 加齢
    • バランスの乱れた食生活
    • ストレス

    これらの原因により、皮膚の水分が失われ、肌が乾燥し、外からの刺激を敏感に感じ取るようになります。

    すると、かゆみ神経が働き「体がかゆい」「だから体を掻いてかゆみを鎮めよう」という行動に繋がります。

    しかも、掻くことで肌が傷つき、さらに皮膚のバリア機能が弱くなり、肌の乾燥を強め、かゆみにつながるという悪循環になってしまいます。

    この場合は、特に皮膚に湿疹などもなく、内臓に問題がなくても起こる「体がかゆい」症状が起こる原因の一つになります。

    乾燥肌の対策は、

    • ゴシゴシ洗いや強い洗浄剤をやめる
    • 保湿
    • 適度な水分摂取
    • バランスの乱れた食生活
    • 良質な睡眠をとる

    毎日の生活でちょっとずつ保湿ケアを実践することで、乾燥肌を防止することができます!

    その2 皮膚湿疹

    汗をかく女性
    乾燥だけでなく、皮膚が汗で蒸れた状態が長く続くと、汗が出る汗腺が目詰まりを起こし、「体がかゆい」状態を引き起こす原因となる場合があります。

    汗に含まれる有害物質が、体のかゆみを引き起こすこともありますし、汗が上手に排出されずに皮膚の中に溜まってしまい「あせも」として皮膚に湿疹が出る場合もあります。

    あせもを起こしてしまうと、皮膚に炎症を伴うため、更にかゆみを強く感じることがあります。

    あせもの予防法

    • 汗をかいた後はシャワーで洗い流したり、清潔な濡れタオルでやさしく汗を拭き取る
    • 暑い時期や運動をするときなどは、吸湿性の高い木綿や、速乾機能のある素材を使ったものを着用する
    • エアコンや除湿器で部屋の温度・湿度を調節する

    あせもはまず予防、できてしまったら早期にスキンケアと塗り薬による治療を行い、掻きむしって化膿させないようにすることが大切です。

    その3 虫刺され

    虫刺され
    虫に刺された後は、刺されたときに有害物質が注入されアレルギー反応を起こすため、体の異常を知らせるために「かゆい」反応が起こります。
    また、注入された物質に反応し、体からヒスタミンが刺された場所に集まり、炎症反応を起こし、かゆみを増強します。

    虫刺されは、蚊が代表的なイメージかと思いますが、ペットから移されたダニやノミ、家ダニのこともあります。

    刺されたけど蚊?ダニ!?

    家で、何かに刺されてかゆいけど、蚊かダニか分からないということありますよね?蚊やダニの刺され方、特徴や症状の違いなどを見てみましょう。

    刺されてすぐに発疹ができ、かゆくなる即時型反応と、1~2日後に症状が出る遅延型反応があります。服から露出した箇所が刺されます。
    ダニ わき腹や太ももの内側など、皮膚のやわらかい部分が刺されることが多いのが特徴です。刺されて半日~1日後くらいに赤い発疹と強いかゆみがあらわれます(遅延型反応)。
    ノミ 足を刺されることが多く、特に膝から下に集中します。さらに、ノミは一箇所だけでなく、何箇所も刺すのが特徴です。かゆみは蚊の時よりも強いです。

    刺されたときの対処法は、どちらも、まずは患部を水で洗い流す。
    患部を冷やすと痒みを抑えることが出来ます。

    塗り薬としては、かゆみを鎮めるための抗ヒスタミン成分を配合した外用剤(抗ヒスタミン剤)炎症を抑えるステロイド外用剤が代表的です。

    二次感染や悪化を防ぐため、掻かないようにすることも大切です。

    その4 アレルギー

    アレルギー
    体には免疫反応という機能があり、体にとって「悪いもの」と認識した物質が体に侵入した際に、その物質を攻撃してやっつけようとします。その反応がかゆみを引き起こす場合があります。

    アレルギー反応を引き起こす原因

    • ハウスダスト
    • 食べ物
    • 植物

    などがアレルギー反応を引き起こす原因となります。かゆみの出方も、全身に出る場合と、「じんましん」が出た部位がかゆくなる場合と、様々です。
    また、一過性で改善するものや、継続して治療が必要となる場合など、症状や治療法も多種多様です。

    アレルギー反応のひとつにアナフィラキシーショックといって、短い時間に血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。

    アレレギーが疑われる時は、アレルギー科や内科、小児科を受診しましょう。

    その5 接触

    接触後の女性
    肌に触れた刺激で「体がかゆい」と感じることがあります。強い薬剤や液体に触れた時や、アレルギー物質に触れることが引き金で起こります。

    かゆみを感じるほか、皮膚の発赤や湿疹、腫れなどの局所の症状、発熱などの全身症状が出ることもあります。

    原因となるもの

    • 化粧品やスキンケア製品
    • 洗剤や柔軟剤など
    • ストッキングや衣類、セーターに含まれる素材
    • 漆(うるし)などの植物
    • ネックレスやピアスなどの貴金属
    • オムツや生理用品

    様々な物でかゆみを生じることがあります。「体がかゆい」というサインは、体に触れたことで起こる不快な感覚であるので、いち早く「体がかゆい」ことで皮膚の表面の変化を知らせようとしているのかもしれません。

    原因となる物質に接触しないことが、唯一で一番の対処法です。

    その6 皮膚疾患

    足がかゆい
    「かゆい」皮膚疾患は水虫に代表される白癬(はくせん)など色々あります。
    これは一部ですが、どのようなものがあるか見てみましょう。

    病名 症状 原因 治療法
    白癬症
    (はくせんしょう)
    発赤やかゆみ 白癬菌 外用薬(塗り薬)
    疥癬症
    (かいせんしょう)
    激しいかゆみ ダニ 内服と外用薬
    日光角化症
    (にっこうかくかしょう)
    顔や頭部、手の甲の表面にカサカサとした角質やかさぶたを伴い、紅くまだら状のシミが発現する 日光(紫外線) 外用薬や外科的治療(凍結療法、外科切除)
    汗疱
    (かんぽう)
    手のひらや手指、足の裏に小さな水疱が多数現れる再発性疾患 原因は明らかではありませんが、夏季に汗の多い人に多くみられる ステロイド外用薬
    帯状疱疹
    (たいじょうほうしん)
    皮膚にチクチクするような痛みから始まり、その箇所にブツブツとした赤い発疹ができ、小さな水ぶくれになって帯状に広がります 水痘帯状疱疹ウィルス 抗ウィルス薬や消炎鎮痛薬、抗菌薬など
    掌蹠膿疱症
    (しょうのうほうしょう)
    膿疱(のうほう)と呼ばれる湿疹が手のひらや足の裏に数多くみられ、周期的に良くなったり悪くなったりを繰り返します 不明
    免疫機能に異常がある場合、ビオチン不足、喫煙が疑われる
    外用薬や光線療法など

    この他にも、疾患がたくさんあり、間違ったケアは悪化の要因にもなります!

    異変を感じたら自己判断せず、すぐに皮膚科へかかりましょう。

    その7 内科的疾患による症状

    診察
    皮膚に異常がなくても、「体がかゆい」症状を引き起こす場合があります。

    肝臓病や慢性腎不全の場合は、体内の有害物質がうまく排泄されないことによって、体内にヒスタミンなどのかゆみを引き起こす物質が分泌され「体がかゆい」と感じてしまいます。
    他にがんや、甲状腺機能に問題がある場合、進行した糖尿病やストレスなどでも、皮膚に問題が見られなくても、かゆみを感じることがあります。

    かゆみに加えて、「だるい」やむくみなどの症状がある場合は、内科を受診しましょう。

    体がかゆくても掻かない!! これがお肌を守る第一歩です

    いきいきした女性
    女性の悩みの乾燥肌・敏感肌からくる「体がかゆい」症状は、肌のバリア機能が低下しているから起きる症状です。

    自分の肌質を理解して、十分に保湿をすべきか、脂質がたまらないように注意すべきかを考えてセルフケアを行うことがかゆみから解放されることになります。

    また、かゆみが長引く場合や異常を感じた場合には一度お医者さんに相談してみましょう。

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